品質へのこだわりが生む、
安全で美しい手すり
Iさん
本社技術本部 開発課
私は以前、電子機器の安全保障に関する仕事をしていましたが、ものづくりにチャレンジしてみたいと考え、サンレールに転職しました。開発職を選んだのは、テレビ番組で見た商品開発のドキュメンタリーに触発されたからです。「自分ならもっといいものが作れる」という思いが、この道を選ぶきっかけとなりました。アルミ手すりという分野で、アイデアを形にする喜びと、技術的な挑戦に満ちた日々を過ごしています。
開発職の仕事は、お客様の要望に応えながら、安全で高品質な製品を生み出すこと。手すりの設計では、強度と美観のバランスが重要です。例えば、支柱の間隔を広げると見た目は良くなりますが、強度が落ちる可能性があります。そこで、強度試験や新規形材検査を通じて製品の品質を徹底的に確認し、最適な設計を追求します。この過程で、技術的な課題を一つずつ解決していくのが、開発職の醍醐味です。
製品の品質向上には終わりがありません。現場からの「音が鳴る」といった指摘に対し、熱膨張による影響を分析し、解決策を提案することもあります。また、職人さんから「取り付けにくい」といった声があれば、製品の改良を検討します。こうした細部へのこだわりが、サンレールの品質を支えているのです。わたしたちは常に、使う人の立場に立って考え、より良い製品を生み出す努力を続けています。
当社の魅力は、自分の成長とプライベートの充実を両立できる点です。開発職として日々新しい課題に取り組みながら、技術力を磨く機会に恵まれています。例えば、展示会で自社製品の説明をする経験は、技術者としての視野を広げてくれました。さらに、休暇も取りやすいため、趣味の時間もしっかり確保できています。こうした環境が、仕事へのモチベーションを高め、より良い製品開発につながっていると感じています。